【10月5日 CNS】中国のシェア自転車大手モバイク(Mobike)とofoの投資家が合併に向けた協議を行っているという一部報道について、モバイクは3日夜、「合併は検討していない」と答えた。

 報道によると、両社の投資家は、中国内のシェア自転車市場で最大のベンチャー企業2社の合併を実現することで、コストのかかる国内市場の争奪戦に終止符を打ち、国内で唯一のリーディングカンパニーを創ることが目的だとしている。話し合いについてはまだ初歩段階で、合併後の企業価値は40億ドル(約4511億円)以上になるとみられている。

 この報道に対してモバイクは3日夜、「グローバル・スマート・シェア自転車業界をリードする当社は、すでに世界の180都市で、1日平均3000万人以上の利用者がおり、技術、商品、運営効率ともトップを走っている。現在は合併を考えていない」と述べた。

 ofoはコメントを控えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News