米乱射容疑者の交際相手「計画知らない」 2週間前に比行きチケット
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【10月5日 AFP】米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で起きた銃乱射事件のスティーブン・パドック(Stephen Paddock)容疑者と交際していた女性が4日、襲撃計画については全く知らなかったとする声明を出した。
女性はマリルー・ダンリー(Marilou Danley)さん。弁護士のマシュー・ロンバード(Matthew Lombard)氏が読み上げた声明で「私の知っているティーブン・パドックは親切で、思いやりがあり、寡黙な男性だった」「私は彼を愛していて、彼と一緒に穏やかに過ごしたいと思っていた」と述べている。
1日夜に発生したこの事件では58人が死亡し、500人以上が負傷した。しかし、「彼は私に何も言っていなかったし、こんな恐ろしいことが起きると予感させるような行動もなかった」(ダンリーさん)という。
ダンリーさんは2週間前、パドック容疑者から、ダンリーさんがフィリピンの家族の元を訪れられるようにと、飛行機の安いチケットを見つけたと伝えられたという。
フィリピン滞在中は、ダンリーさんと家族の家の購入資金としてパドック容疑者から電信でお金も送られてきた。その段階になって、容疑者が自分と別れたがっているのではないかと不安になったという。
「彼が誰かに対する暴力行為を企てているなんて思いもしなかった」としている。(c)AFP