【10月3日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は2日、選挙に影響を与える目的で巧妙に作られた虚偽的広告を排除するため、1000人以上を雇用すると発表した。

 フェイスブックは、ロシアとつながりのある約3000件の広告の情報を米議会に提出した。これらの広告は、昨年の米大統領選前に政治的な争点をめぐる対立をあおる目的があったとみられている。

 同社のジョエル・カプラン(Joel Kaplan)公共政策担当副社長は、これらの広告を議会に提供したとネットへの投稿で明らかにした。カプラン副社長によると、これらの広告は「インターネット・リサーチ・エージェンシー(Internet Research Agency)」というロシア企業に関連があるとみられ、フェイスブックの規約に違反して偽アカウントを通じて出稿されていた。(c)AFP