宋朝時代の青磁の碗、42億円超で落札 中国磁器では史上最高額
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【10月3日 AFP】(写真追加)北宋(960年~1127年)時代の中国で作られた青磁の碗(わん)が、中国磁器としては史上最高の3770万ドル(約42億6000万円)で落札された。競売大手サザビーズ(Sotheby's)が3日、発表した。
競売は入札額1020万ドル(約11億5000万円)からスタートし、およそ20分後に電話による参加者が競り落とした。
サザビーズによると、青磁の碗は筆を洗うために作られたもので直径13センチ。北宋時代の宮廷で使用されていた非常に珍しいもので、個人が所有するものは4点だけだという。
中国磁器についたこれまでの最高額は2014年に競売にかけられた明朝時代の酒碗の3605万ドル(約40億8000万円)で、上海(Shanghai)の大物実業家が競り落とした。(c)AFP