アルマ望遠鏡が捉えた原始星周辺の有機化合物の画像を作成 ESO
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【10月3日 AFP】欧州南天天文台(ESO)がこのほど、南米チリ北部の砂漠にあるアルマ(ALMA)電波望遠鏡と欧州宇宙機関(ESA)の無人探査機「ロゼッタ(Rosetta)」に搭載された質量分析計「Rosina」によるデータを用いて作成された画像を公開した。
画像は、アルマが3重連星系「IRAS 16293-2422」の原始星(誕生したばかりの星)付近で発見した有機ハロゲンの塩化メチル(フロン40)を表したもの。同様の有機化合物は、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P/Churyumov-Gerasimenko)を覆う希薄な大気中でロゼッタによって発見されている。(c)AFP