ドイツで同性婚合法化、自治体の計らいで喜びの日曜挙式続々
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【10月2日 AFP】ドイツで1日、同性婚が合法化され、首都ベルリン(Berlin)の結婚登記所で誓いを立てた男性カップルが同性婚第1号となった。
ベルリンのほか北部ハンブルク(Hamburg)、ハノーバー(Hanover)など国内の複数の自治体が日曜日にもかかわらず特別に結婚登記所の窓口を開け、合法化初日の結婚を望むカップルが各地で挙式した。
第1号カップルとなったのは1979年から連れ添い、同性婚の合法化を長年訴えてきたボド・メンデ(Bodo Mende)さん(60)とカール・クレイル(Karl Kreile)さん(59)。世界各地の報道陣が詰め掛けた結婚式で、レインボーカラーに彩られたウエディングケーキに入刀したクレイルさんは、「信じられないくらい満足している。全く普通のカップルとして認められ、二流の結婚(シビルユニオンのこと)に甘んじる必要がなくなったのは、非常に象徴的だ」と語った。
欧州で同性婚を合法化した国はドイツで15か国目。ハイコ・マース(Heiko Maas)独法相は「平等な愛のための平等な法が、ついに(実現した)」とツイッター(Twitter)に投稿した。(c)AFP/David COURBET