【10月1日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、新監督候補と契約交渉を重ねていると独メディアが報じた。カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)前監督の後任候補の筆頭にはトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏の名前が挙がっている。

 独スポーツ日刊紙ビルト(Bild)によると、5月にボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を解任された44歳のトゥヘル氏がミュンヘン(Munich)入りし、バイエルンとの交渉の席に着いているという。

 トゥヘル氏は昨季ドルトムントをドイツカップ(German Cup 2016-17)制覇に導いたものの、ハンス・ヨアヒム・ヴェツケ(Hans-Joachim Watzke)最高経営責任者(CEO)との不仲から解任された。

 しかしながらバイエルンのスポーツ・ディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)氏は29日に、解任されたアンチェロッティ前監督の後任の候補はいないと話していた。

 仮にトゥヘル氏が指揮官に任命されれば、その初陣は国際試合週間明けの10月14日に行われる下位のSCフライブルク(SC Freiburg)戦となる。

 現在リーグ2位につける1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)を指揮し、昨季ドイツの最優秀監督に選出されたユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督も候補の一人に挙がっている。(c)AFP