【9月29日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は28日、ドラフトの上位指名権を獲得するために、シーズン終盤の試合を故意に落とすチームを減らすため、ドラフト制度の改正を理事会で承認した。

 承認に必要とされる4分の3の賛成票を優に獲得した新制度の下では、前シーズンにおける勝率下位3チームが全体1位指名権を獲得する確率が、平等の14パーセントとなる。

 現行のシステムでは、ワースト勝率のチームが25パーセント、ワースト2位が19パーセント、同3位が15パーセントの確率で全体1位指名権を獲得できることになっていた。

 また今回の理事会では、注目度が高く全米中継される試合において、健康体の選手に休養を与えたチームに対し、最低10万ドル(約1130万円)の罰金を科す新ルールも採択されている。(c)AFP