警護隊所属の将校、銃弾を胸に受け死亡 比大統領府の敷地内で
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【9月26日 AFP】フィリピンの首都マニラ(Manila)にあるマラカニアン宮殿(Malacanang Palace、大統領府)で26日、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領の警護隊に所属する将校1人が、敷地内にある建物の中で銃弾を受けて死亡しているのが発見された。
死亡したのはハリン・ゴンザガ(Major Harin Gonzaga)少佐(37)。大統領警護隊(Presidential Security Group)の隊長によると、自室で胸に銃弾を受けた傷痕のあるゴンザガ氏を同氏の妻が発見した。現時点で犯罪や争った形跡は発見されていないものの、警察が捜査を続けている。一方でゴンザガ氏は警護隊の運営を担当しており、大統領警護の任に当たってはいなかったという。
現場はドゥテルテ大統領の住まいからはかなり離れており、ゴンザガ氏の妻が発見するまで、他の警護隊員も今回の出来事に気付かなかったという。(c)AFP