「米は北を攻撃しない」とロ外相、理由は「核保有知っているから」
このニュースをシェア
【9月25日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は24日に放送されたテレビインタビューで、米国は北朝鮮が核爆弾を保有していると疑うどころか「確実に知って」おり、それゆえ北朝鮮への攻撃は行わないだろうと述べた。
ラブロフ外相は政府系テレビ局NTVに対し、「米国人は北朝鮮への攻撃は行わないだろう。北が核爆弾を持っていると疑っているからではなく、確実にそう知っているからだ」 と断言した。
その上で、「私は北朝鮮を擁護しているのではない。ただ単に、ほぼ誰もがこういう分析に同意すると言っているだけだ」と続けた。
この危機の解決策を問われたラブロフ外相は、「愛撫(あいぶ)と提案、説得しかない」と答え、より穏便な手法以外にはないという考えを示した。
さらに同外相は、米国がこういう手法に出なければ「非常に予測不能な事態に一気に陥り、10万単位でないとしても万単位の罪のない市民が、韓国だけでなく北朝鮮でも、当然日本でも苦しむことになる。そしてロシアと中国も近い」と警告した。(c)AFP