A・ヘプバーンが屋根裏にしまっていた遺品、競売へ
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【9月25日 AFP】1993年に63歳で死去した伝説的な女優、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)さんがスイスの自宅に保管していた遺品約500点が今週、英ロンドン(London)の競売大手クリスティーズ(Christie's)でオークションにかけられる。ヘプバーンさんの私生活の一端がうかがえるオークションとなりそうだ。
息子のルカ・ドッティ(Luca Dotti)氏はAFPに、「母が文字通り屋根裏にしまっていたものだ」と語った。「母は収集家ではなかったが、感傷的な理由からこまごまとした物を残していた」
今回の競売には、1948年にまだ無名時代のヘプバーンさんがバレエ学校の奨学金を得てロンドンに渡ったときに持っていたと思われる黒いスーツケース、主演した『ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)』をはじめ、書き込みが残されている数々の映画台本、ジバンシィ(Givenchy)やヴァレンティノ(Valentino)のドレスなどが出品される。
遺族によれば、『ローマの休日(Roman Holiday)』でアカデミー賞(Academy Awards)の主演女優賞を受賞した際のオスカー像など思い出深い品々は出品せずに手元に置いておくつもりだという。(c)AFP/Rosie SCAMMELL