バイエルンは首位浮上ならず、ノイアー代役の痛恨ミス響く
このニュースをシェア
【9月23日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は22日、第6節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はGKスヴェン・ウルライヒ(Sven Ulreich)のミスなどが響き、前半のリードを守れず2-2でVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)とドロー。リーグ首位に躍り出ることはできなかった。
ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)とアリエン・ロッベン(Arjen Robben)の得点でリードして前半を折り返したバイエルンは後半11分、負傷したマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)の代役として出場したウルライヒが、ロングレンジから放たれたマキシミリアン・アーノルド(Maximilian Arnold)のFKをはじけず失点。さらにダニエル・ディダヴィ(Daniel Didavi)に同点ゴールを許し、ホームで勝ち点1を分け合う結果となった。
2週間前にホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に敗れた後は3連勝と波に乗って試合に臨んだバイエルンだったが、この日の精彩を欠くパフォーマンスは、チームが前半戦で抱える問題を再び浮き彫りにした。
2-0とリードしながら白星を逃したのは6年ぶりとなったバイエルンのトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)は試合後、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し「ボルフスブルクが勝ち点を取ったんじゃない。私たちが献上したんだ」とすると、「彼らに守備で楽をさせてしまった。ここ2試合と比べると、きょうのパフォーマンスは一歩後退といった感じだ」と悔やんだ。
一方、ボルフスブルクのマルティン・シュミット(Martin Schmidt)新監督は、アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で最近1勝1分けの成績を残しており、前所属クラブのマインツ05(Mainz 05)時代からバイエルンを苦しめていた。(c)AFP