仏、北情勢悪化なら平昌五輪参加せず スポーツ相表明
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【9月22日 AFP】フランスのローラ・フレセル(Laura Flessel)スポーツ相は21日、韓国で2018年に開催される平昌冬季五輪について、北朝鮮の核兵器開発をめぐる国際的な緊張が高まり、安全が保障されない場合、フランスは参加しないと表明した。
フレセル氏は仏ラジオ局ラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)に対し、「状況が悪化し、安全が確保できなければ、フランス選手団はここにとどまる」と言明。「選手団を危険にさらすことはしない」と述べた。
要職にある政治家が自国の平昌五輪参加を見送る可能性を公言したのは、これが初めて。同大会は、南北朝鮮間の軍事境界線からわずか80キロに位置する平昌(Pyeongchang)で、来年2月9日から25日まで開催される。(c)AFP