【9月18日 AFP】米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)が、「深刻な体の痛み」を理由に欧州ツアーを全て延期することが分かった。ガガのプロモーターが18日、発表した。ガガは12日、慢性的な体の痛みや疲労を伴う「線維筋痛症」を患っていることを公表していた。

 ガガが現在行っている「ジョアン・ワールド・ツアー(Joanne World Tour)」の欧州18都市での公演は、21日からスペイン・バルセロナ(Barcelona)を皮切りに伊ミラノ(Milan)、オランダ・アムステルダム(Amsterdam)、仏パリ(Paris)、英5都市などで行われる予定だったが、全公演が来年前半にまで延期された。

 米イベントプロモーター大手ライブ・ネイション(Live Nation)によると、ガガが受けている苦痛は「パフォーマンス能力に影響を及ぼしている」という。

 ライブ・ネイションは声明で、「ガガは現在も専門医の治療を受けており、今日になって(公演の)延期を勧告された」と明かし、「ガガは大変打ちひしがれている」と述べた。

 ガガは先週、「強い痛み」が原因で入院したことを明らかにし、15日に予定していたブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の音楽祭への出演を中止していた。また今月初めには、カナダのモントリオール(Montreal)での公演を急きょ中止している。(c)AFP