銃撃と自爆で74人死亡 イラク南部、ISが犯行声明
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【9月15日 AFP】(更新)イラク南部ジカル(Dhiqar)県ナシリヤ(Nasiriyah)近郊にある飲食店と検問所で14日昼、武装集団による銃撃と車を使った自爆攻撃が発生し、地元当局によるとイラン人を含む74人が死亡した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。
当局によると、武装集団は飲食店を銃撃した後、車に乗り込み、近くの検問所で自爆した。シーア派(Shiite)住民が多数を占めるジカル県の保健当局によると、死者は少なくとも74人で、うち7人がイラン人。さらに93人が負傷した。
保健当局は先に死者の数を52人、負傷者を91人としており、この時点での死者数は既に、政府側部隊が同国第2の都市モスル(Mosul)をISから奪還した7月以降に同国で起きたIS襲撃事件としては最多となっていた。(c)AFP