【9月13日 AFP】オーストラリア・シドニー(Sydney)にあるビーチで、まだ幼いホオジロザメが打ち上げられる出来事があった。サメは水族館で一時保護された後、12日に無事に海へ戻された。

 水族館の職員らから「フラッフィー(Fluffy)」と名付けられた体長1.5メートルの子どものサメは、11日にマンリー(Manly)にある人気のビーチに打ち上げられた。

 家族と一緒にビーチを訪れていたという男性は、豪ABCに対し当時の状況を語り、「2歳と4歳の子どもと一緒に波打ち際に行ったら、サメが打ち上げられてきたんだ」「本物のサメを見たら怖くなるね」と述べた。

 近くの水族館の職員らがすぐにけがをしたサメを海に戻そうとしたが、そのたびに陸に戻ってきてしまったため、水族館で保護されることになった。健康状態もチェックされたが一晩で回復したため、12日に船にのせられ、沖合の海で放たれた。(c)AFP