ドルトのシュメルツァーが戦線離脱、スパーズとの欧州CLは欠場へ
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【9月11日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は10日、主将のマルセル・シュメルツァー(Marcel Schmelzer)が足首の靱帯(じんたい)を負傷したため、13日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のグループリーグ初戦を欠場すると明らかにした。
SCフライブルク(SC Freiburg)とスコアレスドローに終わった9日の試合で負傷交代していたシュメルツァーは、10日に行われた検査の結果、右足首の外側側副靱帯の部分断裂と診断された。
29歳のシュメルツァーは、今年7月にも同じ負傷をしており、9日の試合で戦列復帰したばかりだったが、フライブルクのヨリッチ・ラヴェ(Yoric Ravet)のタックルを受け、再び7週間の戦線離脱を余儀なくされることになった。
ラヴェに当初提示されたのはイエローカードだったが、映像でシュメルツァーにスパイクの裏を見せて踏みにいっていたことが確認できたため、主審はレッドカードに変更。今季からブンデスリーガ1部で採用されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で退場の判定が決まったのは、これが初めてだった。
試合後に「プレー続行が無理なのはすぐに悟ったよ」と明かしたシュメルツァーは、「ラヴェを責めることはできない。彼はボールに向かっていたし、それは正当なプレーだ。それに彼はドレッシングルームで謝罪した」と話している。
ドルトムントではまた、マルク・バルトラ(Marc Bartra)もフライブルク戦で鼠径部(そけいぶ)を痛めて負傷交代しており、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのグループリーグ初戦を欠場する見通しとなっている。(c)AFP