元アルゼンチン代表のカンビアッソが現役引退、今後は指揮官の道へ
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【9月9日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のエステバン・カンビアッソ(Esteban Cambiasso)が、指揮官を目指すことに専念するため現役を引退した。最後の所属先となったギリシャスーパーリーグ(1部)のオリンピアコス (Olympiacos)が8日、クラブのSNSに「エステバン、いろいろとありがとう」と投稿して明らかにした。
19年間の輝かしいキャリアを過ごした37歳のカンビアッソは、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)で5度のリーグ優勝を果たし、2010年には欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2009-10)制覇を経験した。
ギリシャの地元メディアによると、カンビアッソは最近になって欧州サッカー連盟(UEFA)の指導者ライセンスを取得しており、すぐにでもアシスタントコーチや、U-21の指揮官に就任することができると伝えられている。
オリンピアコスとの2年契約が2か月前に満了を迎えていたカンビアッソに対しては、同リーグのアポロン・スミルニFC(Apollon Smyrni)がオファーに乗り出していたものの、契約には至らなかった。
2000年から11年にかけて代表52試合で計5得点を記録しているカンビアッソは、2002年から2004年までスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属したほか、2014-15シーズンに在籍したイングランド・プレミアリーグのレスター・シティ(Leicester City)では、降格危機に直面していたチームで中心的役割を果たした。
16歳でレアルのBチームに加入してキャリアを開始したカンビアッソは、公式戦で通算700試合以上に出場している。(c)AFP