セレーナが全米OP女子決勝の米国勢対決を大歓迎、出産後初のコメントを発表
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【9月9日 AFP】女子テニス、元世界ランク1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)が8日、1週間前に女児を出産してから初めて公のコメントを発表し、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)の女子シングルス決勝について称賛した。
妊娠中に出場した今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)で四大大会(グランドスラム)通算23個目のタイトルを獲得し、マーガレット・コート(Margaret Court)氏が誇る歴代最多記録まであと1勝に迫っているセレーナは、4月に自身のツイッター(Twitter)で出産のため今季はプレーしないことを表明した。
通算6度の全米オープン制覇を誇るセレーナは、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で行われる9日の女子シングルス決勝で、同じ米国勢のマディソン・キーズ(Madison Keys)とスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)がグランドスラム初制覇を目指して対戦することについて、大歓迎する声をツイッターに投稿した。
「マディソン・キーズとスローン・スティーブンズが全米オープンの決勝に進出したことが、いかに誇らしくうれしいか表現する言葉がありません。この素晴らしい女性たちは、これからもテニスを変え続け、卓越性、パワー、優れた技術、そして変革をもたらしてくれるでしょう。この試合を観戦するのが本当に楽しみです。歴史を刻んでくれることを期待しています。レッツゴー、レディース!」
スティーブンズは7日の準決勝で、セレーナの姉でありグランドスラム通算7勝を誇るヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破った。ヴィーナスは自身3度目で2001年大会以来の全米制覇を目指していた。(c)AFP