カリブ海で16歳のプロサーファー死亡、ハリケーンの波でサーフィン中
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【9月8日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)に浮かぶ島国バルバドスで、超大型ハリケーン「イルマ(Irma)」がもたらした高波でサーフィンをしていた16歳のプロサーファーが、事故で死亡した。サーフィンの大会を運営するワールド・サーフリーグ(WSL)が明らかにした。
死亡したのはバルバドス出身のザンダー・ベネチア(Zander Venezia)さん。他のサーファーらと一緒に、ハリケーンによって大きくうねる波に乗ってサーフィンをしていたところ、サーフボートから落ちて、浅瀬の岩礁に打ちつけられたという。
サーファー仲間の一人は専門誌サーフライン(Surfline)に対し、「ザンダーは出血していて、動かなくなっていた」と証言。すぐにビーチに移動させようとしたが、困難を極めたという。
ベネチアさんは複数の大会で優勝経験があり、バルバドスのネーション・ニュース(Nation News)紙は、同国で最も有望な若手サーファーの一人だったと伝えている。(c)AFP