【9月6日 AFP】米女優のメーガン・マークル（Meghan Markle）さん（36）が英国のヘンリー王子（Prince Harry）との交際について、「恋愛関係にある」ことを率直に認めたことが米誌ヴァニティ・フェア（Vanity Fair）に5日に掲載されたインタビューで明らかになった。

　米テレビの法廷ドラマ「SUITS／スーツ（Suits）」に出演しているマークルさんは、王子との関係が昨年、公になるまでの数か月間、デートを重ねたと語っている。

「私たちは付き合っています。恋愛関係にあります。いつか時期が来れば皆さんの前で自分たちのことを話さなければいけないのはお互いに分かっていますし、伝えるべきこともありますが、今は私たちだけの時間だということを理解してほしい」

　マークルさんが2人の交際について公に語るのはこれが初めて。ヘンリー王子との出会いは昨年7月。英ロンドン（London）で共通の友人たちに紹介されたという。

「ニュースとして騒がれるようになる前の約半年間は、本当に目立たないように交際していました。私はその間ずっと仕事を続けていましたし、唯一変化したのは世間の見方です」（マークルさん）

　一方のヘンリー王子は、交際から4か月後の11月に2人の関係を認めていた。

　米カリフォルニア（California）州出身でカナダ・トロント（Toronto）を拠点としているマークルさんの母親は黒人で、父親は白人だ。タブロイド紙はマークルさんがヘンリー王子より3歳年上で離婚経験者であることを書き立て、結婚していた当時（2011～2013年）の米国人プロデューサーとの写真も公開した。

　ヘンリー王子の王位継承順位は第5位。 2人の関係はタブロイド紙をにぎわせ、英王室は11月、マークルさんに対して人種差別的な「誹謗（ひぼう）中傷や嫌がらせ」が行われていると非難する異例の声明を発表した。

　マークルさんは、自分自身は何も変わっていないとし、「誰と付き合うかで自分の価値は決まらない」と語っている。(c)AFP