デルポトロがティエムに劇的勝利、マッチポイント2本しのぎ全米OP8強
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【9月5日 AFP】(更新、写真追加)全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第24シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は1-6、2-6、6-1、7-6(7-1)、6-4で第6シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)を下し、準々決勝へ駒を進めた。
2本のマッチポイントをしのぎ、逆転勝ちを収めた2009年大会覇者のデルポトロは次戦、四大大会(グランドスラム)通算19勝を誇る第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と第33シードのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)の勝者と対戦する。
現在28歳のデルポトロは試合後、母国のサッカージャージーを着て声援を送った観客に感謝した上で、「試合を放棄し、諦めなくて本当に良かった。この試合のことは一生忘れないだろう」と喜んだ。
8年前の同大会でデルポトロは、準決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破ると、決勝では当時ニューヨーク(New York)で40連勝中だったフェデラーをフルセットの末に破り、グランドスラム初優勝を果たしていた。
「またこの大会でロジャーと対戦するチャンスがあるかもしれないというのは、私にとって特別なこと。こうした試合を乗り越え、最後はトロフィーを掲げたい」 (c)AFP