【9月4日 AFP】女子テニスのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は3日、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)の女子シングルス4回戦で敗退が決まったが、四大大会(グランドスラム)の復帰戦となった今大会は「最高の時間だった」と語った。

 元世界ランキング1位で四大大会(グランドスラム)通算5勝のシャラポワはこの日、大会第16シードのアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)に7-5、4-6、2-6で敗北した。

 昨年行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、15か月間の出場停止処分を経て今年4月にカムバックしたシャラポワにとっては、今大会が復帰後初のグランドスラムだった。

 今大会を「最高の時間だった」と振り返った現在世界ランキング146位のシャラポワは、「今週から多くのことが得られると思う」とした上で、「出場するチャンスを与えていただいたことに感謝している。自分のベストを尽くしたし、その点については誇りに思う」とワイルドカード(主催者推薦)を与えてくれた主催者に感謝の意を示した。

 来年の全豪オープンでの本戦ストレートインを目指すシャラポワは次回、9月末から北京(Beijing)で開催される中国オープン(China Open 2017)に出場する予定となっている。(c)AFP/Dave JAMES