ティエム、八百長疑惑のドルゴポロフが全米OP16強入り
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【9月3日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第6シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は7-5、6-3、6-4で第30シードのアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を下し、自身3度目の大会16強入りを決めた。
マナリノとの通算戦績を6勝0敗としたティエムは、4回戦で2009年大会覇者のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)と対戦する。第24シードのデルポトロは6-3、6-3、6-4で第11シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を退けた。
また、フィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)はジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)に7-5、6-2、6-4で勝利し、次戦で第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と対戦する可能性が出てきた。
フェデラーは同日の試合で、第31シードのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)との対戦を控えている。
一方、アレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)は八百長の疑いを振り払い、6-1、6-0、6-4でヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)をわずか1時間22分で退けた。
四大大会(グランドスラム)では2011年の全米オープン以来となる16強入りを果たしたドルゴポロフだが、敗退を喫した先週のウィンストンセーラム・オープン(Winston-Salem Open 2017)1回戦で不審な賭けのパターンがあったとしてその関与が疑われている。
いかなる八百長への関与も否定しているドルゴポロフは、次戦で第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦する。(c)AFP