【8月30日 CNS】旧暦の七夕は、中国ではカップルが集中的に結婚届を提出する吉日でもある。今年は28日が旧暦の七夕にあたり、各地で婚姻届を提出するカップルが役所に詰めかけ、幸せをふりまいた。

 北京市(Beijing)では、この日の午前中だけで1600組余りの婚姻届を受理した。

「現在、わざわざ良い日を選んで婚姻届提出するケースはだんだん減っている」と、ある民政局の担当責任者は言うが、同市朝陽区(Chaoyang)民政局婚姻登記所の入り口には午前7時過ぎ、婚姻届を提出するカップルたちが既に待っていた。同登記所ではスタッフ全員が出勤し、詰めかけたカップルたちに対応した。

 また、江蘇省(Jiangsu)揚州(Yangzhou)市役所の前にも、100組近いカップルが婚姻届を提出するため行列した。

 ある青年は、片膝立ちで花束を掲げ、彼女にプロポーズ。幸せな表情にあふれたカップルたちが役所のホールを満たした。(c)CNS/JCM/AFPBB News