【8月29日 AFP】フランス代表のウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)が最大1億4700万ユーロ(約191億円)とされる移籍金でスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に正式加入した28日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、同選手が抜けた時間を無駄にせず、ウクライナ代表のアンドリー・ヤルモレンコ(Andriy Yarmolenko)と契約を結んだ。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)スポーツディレクター(SD)は、「アンドリーは、われわれが長年追い求めていた選手だ。彼は所属クラブや母国で高いレベルのプレーを披露している」とコメントした。

 27歳のヤルモレンコは、ウクライナのディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)から4年契約で加入し、移籍金が2500万ユーロ(約33億円)から3000万ユーロ(約39億円)と伝えられている。

 ヤルモレンコは「欧州のビッグクラブへの移籍する夢を認めてくれたディナモにとても感謝している」とすると、「ドルトムントの目標を達成する手助けをするため、日々の練習に全力で励むつもりだ」と語った。 

 2008年からディナモでプレーしていたヤルモレンコは、公式戦339試合で137得点を記録し、2013年から2015年の3年連続でウクライナの年間最優秀選手に選出された。(c)AFP