【8月21日 AFP】17-18イタリア・セリエAは20日、第1節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)は1-0でアタランタ(Atalanta)に勝利。昨季限りで現役を引退し、スタンドで試合を見守ったフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)氏は、自分がピッチに立てないのは「つらい」と明かした。

 トッティ氏は昨季終了後にローマ一筋だった24年間の現役生活に終止符を打つと、それからわずか3か月後の現在は、スポーツディレクター(SD)のモンチ(Monchi)氏とともにクラブのディレクターを務めている。

 現在40歳のトッティ氏は「スタンドから試合を見るのはつらい」とソーシャルメディアに投稿し、元チームメートのプレーを見守ることは容易ではないと明かすと、「今季初勝利のためにみんなはよくやった。頑張れローマ!」とつづった。

 ユース時代の1989年に加入したローマで合計786試合に出場したトッティ氏は、クラブ歴代最多の通算307得点を記録したほか、イタリア代表として出場した2006年のW杯ドイツ大会では母国の優勝に貢献した。

 ローマは前半31分、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)から移籍したアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)が直接FKを決め、今季から指揮を執るエウゼビオ・ディ・フランチェスコ(Eusebio Di Francesco)監督は初勝利を挙げた。(c)AFP