【8月18日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は任期途中で辞めるだろう──トランプ氏の自叙伝を以前執筆したゴーストライターが、こう予言した。

 1987年に出版されたトランプ氏の自叙伝「トランプ自伝──不動産王にビジネスを学ぶ(The Art of the Deal)」を執筆したトニー・シュワルツ(Tony Schwartz)氏は、ツイッター(Twitter)への投稿で、大統領選におけるロシアとトランプ陣営の共謀疑惑への捜査が進んで「選択の余地がなくなる」前に、トランプ氏は自ら辞職するとの見方を示した。

「包囲網は急速に狭まっている」とシュワルツ氏は指摘。その上で「ロバート・モラー(Robert Mueller)特別検察官と議会に追い詰められ選択の余地がなくなる前に、トランプ氏は辞任し、勝利宣言をするだろう」と予測した。

 シュワルツ氏はさらに、「トランプ大統領の任期は事実上終わった」ともツイート。「今年いっぱい続けられたら驚きだ。遅くとも秋までに辞任する可能性が高い」との認識を示した。

 シュワルツ氏が手掛けたトランプ氏の自叙伝はベストセラーになったが、シュワルツ氏は昨年の大統領選中、米メディアに「私はブタに口紅を塗ってしまった」と語り、トランプ氏を誇大に宣伝することに加担した自責の念を抱いていると打ち明けていた。(c)AFP