酔った米観光客、ナチス式敬礼して通行人に殴られる ドイツ
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【8月14日 AFP】ドイツ東部ドレスデン(Dresden)で、酒に酔ってナチス・ドイツ(Nazi)式の敬礼を繰り返していた米国人観光客の男性(41)が通行人に殴られ、軽傷を負った。独警察当局が13日、明らかにした。
この米国人男性は12日朝、泥酔した状態で市内ノイシュタット(Neustadt)地区にあるバーを出た後、路上でナチス式の敬礼を何度も行っていたという。
警察当局の声明によると「身元不明の通行人が男性を殴って軽いけがをさせた」ため、暴行の疑いでこの人物の行方を追っている。また、被害者の男性も禁止団体の象徴を使用を規制する法律に違反したとして取り調べを受けているという。
ドイツでは第2次世界大戦(World War II)以降、鉤(かぎ)十字などナチスのシンボルを掲示したり、「ハイル・ヒトラー(ヒトラー万歳)」を示すポーズを取ったりすることは法律で禁止されている。(c)AFP