ズベレフが今季4勝目「次世代の選手とは言わせない」、シティOP
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【8月7日 AFP】テニス、シティ・オープン(Citi Open 2017)は6日、男女シングルス決勝が行われ、大会第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が6-4、6-4で第15シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を下し、今季4勝目を飾った。
世界ランキング8位のズベレフはこの日、アンダーソンに一度もブレークチャンスを許さず、自身のサービスゲームではわずか9ポイントしか落とさない見事なプレーを披露。1年に4度の優勝を果たした史上最年少の選手となった。
20歳のズベレフは試合後、「ここ数か月でかなり成長し、大会を優勝できるようになった。より深いラウンドへ進むほど、自分も良いプレーができるようになる。このような形が続けられればいいと思う」と語った。
昨年9月のサンクトペテルブルク・オープン(St. Petersburg Open 2016)でツアー初優勝を果たしたズベレフは、今年に入っても南フランス・オープン(Open Sud de France 2017)、BMWオープン(BMW Open 2017)、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)でタイトルを獲得していた。
イタリア国際決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破ったズベレフは、マイアミ・オープン(Miami Open 2017)で世界4位のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を下しただけでなく、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)3回戦ではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とフルセットの死闘を演じていた。
「僕は『次世代』の枠組みに入っているが、ランキングがすべてだ。今年はトップ選手と渡り合えることを証明してきた。『未来』の選手ではないということを示せたと思う。僕はもうここにいる」
一方の女子シングルスでは、第7シードのエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)が3-6、7-6(7-2)、6-0で第4シードのユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)に勝利し、通算3個目のWTAタイトルを手にしている。(c)AFP/Jim SLATER