アフガンのイラク大使館で襲撃事件、犯人全員死亡 ISが犯行声明
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【7月31日 AFP】(更新)アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で31日、自爆犯によるイラク大使館外での爆発を引き金に、戦闘員らが同大使館の敷地内に侵入し、数時間にわたって攻撃を繰り広げた。当局が発表した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は傘下の通信社アマック(Amaq)を通じ、同大使館を襲撃したとする犯行声明を出した。
アフガニスタンの内務省は、襲撃が始まってから4時間ほど後に襲撃犯全員が殺害され、同大使館の敷地内が制圧されたと明らかにした。また大使館職員は全員無事で、警察官1人が「軽い」けがをしたのみだったという。
内務省は、自爆犯が施設の入り口で自爆ベストを起爆させて襲撃が始まり、少なくとも戦闘員4人が大使館を襲ったとしている。
イラク大使館は市内の北西部に位置し、付近にはホテルなどの宿泊施設や銀行、大型スーパーマーケットや複数の警察施設もある。
ISは声明で、2人の戦闘員がイラク大使館の建物を襲ったと述べている。(c)AFP