ラルフ・ローレン、次回ファッションショー自宅ガレージで開催
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【7月31日 MODE PRESS】1967年にネクタイのコレクションを発表し、自らの名を冠したブランドを立ち上げたラルフ・ローレン(Ralph Lauren)は、9月12日に開催する「ラルフ ローレン」17年秋冬コレクションの会場を変更することを決めた。ランウェイが設置されるのは、米ニューヨーク(New York)ベッドフォード(Bedford)にある自宅だ。
ファッション情報サイトWWD.comによると、最新デザインを発表する際、披露するのは服だけではないという。自らコレクションした車を、ランウェイを闊歩するモデルたちの背景に展示する予定だ。
さらに、ショーに登場した服をすぐに購入できる「シーナウ・バイナウ(See-Now Buy-Now)」方式を取り入れているラルフ・ローレンのファッションショーでは、メンズウェアのブランド「ラルフ ローレン パープル レーベル(Ralph Lauren Purple Label)」とレディースウェアのラインを初披露する。ちょっと変わった会場でのランウェイショーでは、観客をもてなすだけでなく、ショーの後に賓客を招いて、プライベートなフォーマル・ディナーも開催する。
昨年、ローレン氏がショーの後にすぐ商品を購入できる方式を取り入れた背景には、「トム フォード(TOM FORD)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」など、ライバルのデザイナーブランドとの競争があるが、また同時に、ソーシャルメディアの影響を受け、移り変わりの激しいファッション業界で生き残る戦略でもあるようだ。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS