【7月27日 MODE PRESS】1997年に「ハリー・ポッターと賢者の石(Harry Potter and the Philosopher's Stone)」から始まった長編児童小説、「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの20周年を記念する展覧会が英国の大英図書館(British Library)で開かれる。これに合わせ、新刊2冊が出版される。

 その内の1冊、「Harry Potter: A History of Magic - The Book of the Exhibition(原題)」は、英出版社のブルームズベリー(Bloomsbury)とハリー・ポッターの作者J・K・ローリング(J.K. Rowling)、大英図書館が執筆したもので、読者をホグワーツ魔法学校で教わる魔法の世界へといざなう。

 2冊目は、「Harry Potter - A Journey Through A History of Magic(原題)」。錬金術やユニコーン、古代魔術といった神秘的な内容となる予定。また、これまで未発表のJ・K・ローリングのスケッチや原稿のほか、アーティストのジム・ケイ(Jim Kay)によるイラストや大英図書館の所蔵資料も含まれるという。

 今年、ブルームズベリーは「ハリー・ポッター」シリーズ20周年を記念し、ホグワーツ魔法学校の四つの寮、グリフィンドール(Gryffindor)、ハッフルパフ(Hufflepuff)、レイブンクロー(Ravenclaw)、スリザリン(Slytherin)をフィーチャーした「ハリー・ポッターと賢者の石」の新装版をリリースしている。

 大英図書館のハリー・ポッター展覧会は11月から来年2月にかけて開催される。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS