トランプ氏、セッションズ司法長官の起用を後悔 疑惑捜査めぐり
このニュースをシェア
【7月20日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は19日、ジェフ・セッションズ(Jeff Sessions)司法長官について、昨年の米大統領選に対するロシアの干渉疑惑の捜査に関与しないことになるのを知っていれば、起用しなかったとの考えを示した。19日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のインタビューで語った。
セッションズ氏は今年3月、大統領選の期間中にセッションズ氏とロシアのセルゲイ・キスリャク(Sergey Kislyak)駐米大使が2回会ったと米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が報じたことを受けて、疑惑に対する捜査の監督には関わらないと表明した。
トランプ氏はこの判断について「仕事を受けておいて、関与しないなどという話があるだろうか? 引き受ける前であれば『ありがとう、ジェフ。それなら君は選ばないでおこう』と言っていたはずだ」と反発。セッションズ氏の行動は「大統領に対して極めて不当だ。そう言ってもまだ生ぬるいぐらいだ」と不満をぶちまけた。
セッションズ氏が6月、選挙戦中にトランプ氏陣営とロシア側が共謀した可能性について調査している上院委員会で行った宣誓証言についても、「いくつか悪い受け答え」をしたと非難した。(c)AFP