インド西部、豪雨による洪水で4人死亡
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【7月16日 AFP】インド西部で、モンスーンによる豪雨で洪水が発生し、4人が死亡、少なくとも6人が行方不明となっている。当局が16日、明らかにした。
グジャラート(Gujarat)州では洪水で主要な鉄道路線と幹線道路が寸断されたほか、豪雨被害の大きい120を超える村落で停電が起きている。
州政府高官はAFPに対し、豪雨による洪水で15日朝からこれまでに4人が死亡し、6人が行方不明になっていると述べた。現在、国家災害対応部隊(National Disaster Response Force)が捜索活動にあたっているという。
同部隊と軍兵士らは、被害が最も大きい地域でこれまでに2000人以上を救出し高台に搬送した。
インド気象局の職員がAFPに語ったところによれば、グジャラート州では今後も沿岸地域を中心に豪雨が2日間続くと、同局は予測しているという。
モンスーン期に入ったインドでは、東部ビハール(Bihar)州、北東部のアッサム(Assam)州、アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)州でも深刻な洪水被害が出ている。
特にアッサムとアルナチャルプラデシュ州では1週間以上も雨が続き、ここ数年で最悪となる洪水や土砂崩れに見舞われている。アッサム州では50万人近くが被災、豪雨による死者は20人を超えている。(c)AFP