カーター元米大統領、脱水症状で入院後退院 視察先で体調不良に
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【7月15日 AFP】訪問先のカナダで脱水症状を起こし、病院に搬送されていたジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領(92)が14日、退院した。同氏が設立したNGO「カーター・センター(Carter Center)」が明らかにした。カーター氏は前日、居住問題に関する国際NGOの建設工事現場を視察し、作業を手伝っていた際に体調不良を訴えていた。
カーター氏とロザリン(Rosalynn Carter)夫人は今週、国際NGO「ハビタット・フォー・ヒューマニティ(Habitat for Humanity)」がカナダ建国150周年を記念し、エドモントン(Edmonton)とウィニペグ(Winnipeg)を中心に150軒の家を建てるプロジェクトに協力するため同国に滞在している。カーター・センターによると、カーター氏は15日には現場に復帰したという。
1977~1981年にかけて39代米大統領を務めたカーター氏は、2015年に肝臓の腫瘍摘出手術を受けた際にがんが見つかったものの、現在は寛解している。(c)AFP