【7月20日 CNS】中国鉄路(China RailwayCR)は11日、主要な高速鉄道27駅でネットデリバリーサービスを開始すると発表した。

「G」と「D」で始まる便名の列車を利用する旅客は、中国鉄道カスタマーサービスサイト「12306」やスマホアプリを通して、食堂車で提供される料理や、食事を提供している停車駅の料理などを事前に予約することができ、座席で受け取ることができる。

 乗客が「12306」サイトを通して切符の予約を済ませると、食事の予約をするか尋ねる表示が出てくる。「する」をクリックすると、予約手続きが始まり、決済サービスのアリペイ(Alipay)やウィチャットペイ(WeChat Pay)などを通して支払いを済ませることができる。サービスを利用できるのは、上海(Shanghai)、天津(Tianjin)、広州(Guangzhou)、南京(Nanjing)などの都市の27の高速鉄道駅。予約した料理は、駅の係員によって指定の車両や座席まで運ばれる。

 鉄路総公司の関係部門責任者は、「インターネット」の力を十分に発揮して、旅客にもっと選択肢のあるより良いサービスを提供する、と話す。(c)CNS/JCM/AFPBB News