IS最高指導者の死亡情報、司令官らが認めたと在英NGOが発表
このニュースをシェア
【7月11日 AFP】(更新)在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は11日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者が死亡したとする情報がISの指導部からもたらされたことを明らかにした。
同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPに対し、「(シリア東部の)デリゾール(Deir Ezzor)県にいるISのトップレベルの司令官らが、ISの最高指導者、アブバクル・バグダディの死を認めた」と明らかにしたものの、「いつ、どのような形で死んだのかについては分かっていない」と話した。
ISはシリアおよび隣国のイラクで支配地域を失っているが、デリゾールはその多くが現在もISの支配下にある。
ラフマン代表はバグダディ容疑者がここ数か月、「デリゾール県の東部にいた」と述べたが、この地域で、もしくは他の場所で殺害されたのかは分かっていないとしている。(c)AFP