王者マレーが10年連続ベスト8、「今大会最高の出来」と自画自賛
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【7月11日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)は10日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-6(7-1)、6-4、6-4でブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)を下し、10年連続の同大会準々決勝進出を決めた。
前回大会覇者で世界ランキング1位のマレーは次戦、準決勝進出をかけて第24シードのサム・クエリー(Sam Querrey、米国)と顔を合わせる。対戦成績は7勝1敗でマレーがリードしている。
マレーは試合後「いいプレーができたと思う。第1セットでは何回か危なっかしいサービスゲームがあったが、ここまでの今大会でベストのショットが打てていた。非常に満足しているよ」と語った。
ウィンブルドンにおける準々決勝連続進出記録でマレーの上を行くのは、ともに11回連続のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とジミー・コナーズ(Jimmy Connors)氏の2人しかいない。
痛めた臀部(でんぶ)に治療をしながら今大会に乗り込むも、開幕後は素晴らしい経過をたどっている30歳のマレーは試合後、「2週間前は体を休めていたし、少し不安もあった。大きな大会の数日前に問題を抱えるというのは、フラストレーションがたまるよ」と話した。
「でもうまく対処することができたし、いいプレーも出てきている。今大会最高の出来だった。うまくいっているので、この調子で行ければと思う」 (c)AFP