【7月10日 AFPBB News】人口約8500人の埼玉県秩父郡横瀬（Yokoze）町で、6月下旬に300人を超える参加者が集まるコスプレイベントが開かれた。最寄りの芦ヶ久保（Ashigakubo）駅で下車した人だかりは、メインの会場である廃校舎「旧芦ヶ久保小学校（Former Ashigakubo Elementary School）」へ連なっている。校舎内で持参した衣装に着替え、アニメや漫画などのキャラクターに変身すると、思い思いに撮影会を楽しむ様子が見られた。

　イベントは2015年6月から始まり、今回が7回目。横瀬町振興課や地元住民などの協力を得ながら、民間の撮影スタジオ「ブーティ（Booty）」が主催し、初夏、秋、冬と年に3回イベントを開いている。また、民宿「自然郷東沢（Shizengo Higashizawa）」でも、8年前から旅行会社の提案をきっかけにコスプレーヤーを受け入れており、季節や場所に合わせてキャラクターを設定するなど、入念な準備をしたコスプレーヤーたちが私有地の山林や古民家で代わる代わるポーズを取っていた。(c)AFPBB News