初戦突破のナダル、キャリア通算850勝の金字塔 ウィンブルドン
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【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)は3日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-3、6-2でジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)を下し、2回戦へ駒を進めた。
先月の全仏オープンテニス(French Open 2017)で自身10度目の優勝を飾った世界ランク2位のナダルは、ウィンブルドン通算50試合目でキャリア通算850勝の金字塔を打ち立てた。
ウィンブルドンで2度の優勝経験を誇るナダルは、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、ジミー・コナーズ(Jimmy Connors)氏、イワン・レンドル(Ivan Lendl)氏、ジョン・マッケンロー(John McEnroe)氏、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏、ギジェルモ・ビラス(Guillermo Villas)氏に続き、850勝の大台に到達した史上7人目の選手になった。また四大大会(グランドスラム)通算217勝も、歴代6番目の記録となっている。
順調に勝ち進めば、準決勝で前年覇者のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と激突する可能性があるナダルは次戦、3回戦進出をかけてドナルド・ヤング(Donald Young、米国)と対戦する。
今大会で2010年以来のタイトル獲得を目指すナダルは「ここ数年は芝であまり多くの試合をこなせていなかったが、常に前向きな気持ちを持ってきた。すべての選手にとって、ここでプレーすることは非常に特別。とくに私には思い出があるから。戻ってくるのはとても感動的だ」と語った。
「良いスタートが切れたと思う。今季は序盤からいいプレーが続いている。クレーコートシーズンは特別なものになったが、今度は芝で勝負する時間だ」 (c)AFP