ドーバー海峡で石油タンカーと貨物船が衝突
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【7月2日 AFP】世界で最も船舶の往来が激しい航路の一つである英国沖のドーバー海峡(Strait of Dover)で1日、タンカーと貨物船が衝突する事故があったが、負傷者や石油の流出などはなかったとみられる。当局が発表した。
事故があったのはグリニッジ標準時1日午前1時(日本時間同日午前10時)ごろで、衝突したのは3万8000トンの石油を積んでい全長138メートルのタンカーと、全長220メートルの貨物船。
英海洋および沿岸警備当局は「2隻とも損傷したが、水の侵入や汚染はない」「負傷者はおらず、乗員全員の所在が確認できた」と発表した。
タンカーには27人が乗船していた。貨物船は衝突後も航行を続けることができたという。
2隻は共に香港(Hong Kong)船籍で、中国人とインド人の乗員が乗っていた。
フランスの海洋当局筋はAFPの取材に対し、「事故の状況は分かっていない」「天候は悪くなかったが、衝突が起きたのは船舶の往来が激しく、比較的狭い海域だ」と語った。(c)AFP