世界初、山間部を走る高速鉄道アーチ大橋が開通
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【7月2日 CNS】中国・宜賓(Yibin)金沙江(Jinshajinag)鉄道道路併用大橋のアーチの最後の部分が繋がり、成都(Chengdu)―貴陽(Guiyang)間を結ぶ、世界初の山間部を走る高速鉄道「成貴旅客専用線」の建設において最も重要な部分が開通した。
橋の全長は1874.9メートル、アーチ部分336メートルで、現時点では世界最大距離の鉄道道路併用アーチ橋だ。「成貴旅客専用線」主要線は全長519キロで、総投資額は780億元(約1兆2900億円)。設計時速は250キロ、四川(Sichuan)、雲南(Yunnan)、貴州(Guizhou)の3省を貫き、大渡河(Dadu river)、金沙江、岷江(Minjiang)をまたぐ。この世界初となる山間部高速鉄道は、中国政府による西部開発の代表的なプロジェクトである。(c)CNS/JCM/AFPBB News