ヘンリー王子、王室から「離脱したいと思った」 英紙に告白
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【6月26日 AFP】英王室のヘンリー王子(Prince Harry、32)は大衆紙メール・オン・サンデー(Mail on Sunday)のインタビューで、王室での自分の役割に疑問を持ち、王室からの「離脱」を考えたことがあると明らかにした。
王位継承順位第5位のヘンリー王子は同紙に対し、軍での任務が「最高の逃避」であり、「ただのヘンリー」になる経験をしたことで、王室からの離脱を考えたと告白した。
ヘンリー王子は、「離脱したいと思ったが、王室に残り、自分の役割を果たしていくことを決めた」と述べた。
ヘンリー王子はアフガニスタンでの2度にわたる最前線の任務で、負傷兵の輸送などを行っている。
ヘンリー王子は最近行われた米誌ニューズウィーク(Newsweek)とのインタビューで、「王室のメンバーで王や女王になりたいと考えている人がいると思うか? 私はそうは思わない」と発言し、物議を醸していた。ただ、「私たちは適切な時期に義務を果たしていく」とも語った。
また同誌に対し、母親のダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)の葬儀で大勢の人目にさらされてひつぎの後ろを歩かなければならなかった時の苦しみを語り、「子どもにそんなことをさせるべきではない」と述べていた。(c)AFP