ディ・マリア、レアル時代の脱税で罰金2億5000万円
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【6月22日 AFP】スペイン当局は21日、130万ユーロ(約1億6000万円)の脱税の罪に問われていたサッカーアルゼンチン代表のアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)に、禁錮及び罰金刑を言い渡したと発表した。
AFPが確認した裁判所文書によると、当時レアル・マドリード(Real Madrid)に所属していた2012年と2013年における2件の脱税を認めたディ・マリアには、約200万ユーロ(約2億5000万円)の罰金が科されるという。また、同選手には禁錮16月が科されたが、非暴力犯罪の初犯で2年未満の禁錮刑の場合、執行が猶予されるのがスペインでは慣例となっているため、収監は免れる見込みとなっている。
ディ・マリアは2010年から2014年までレアルでプレーした後、翌シーズンにマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)へ加入。2015年からはパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に所属している。
現在多くのサッカー選手が脱税の罪に問われている中、29歳のディマリアは、1470万ユーロ(約18億円)の脱税の罪で訴追されているクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)や、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督らと同じく、サッカー界の著名エージェント、ホルヘ・メンデス(Jorge Mendes)氏を代理人に立てていた。(c)AFP