【6月17日 AFP】男子テニスのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は鼠径(そけい)部の負傷により、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)の前哨戦にあたるエイゴン選手権(AEGON Championships 2017)を棄権した。

 キャリアを通じてけがにつきまとわれているデルポトロは、医師の忠告を受けて棄権を申し出たと明かしており、ウィンブルドン出場に向けて時間との闘いに直面している。

 けがは、3回戦でアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に屈した全仏オープン(French Open 2017)で悪化しており、デルポトロは今週開催中のリコー・オープン(RICOH Open 2017)も欠場している。

 デルポトロは、「医師からの忠告を受けたため、けがの回復途中ということで今年のクイーンズ(エイゴン選手権)には出場できません」とツイッター(Twitter)に投稿している。

「お気に入りの大会の一つであるし、ファンの皆さんには申し訳ありません。この大会には最高の思い出があります。辛抱して下さい。2018年には必ずお目にかかります」

 ウィンブルドンの開幕を7月3日に控える中、全仏オープンを制覇したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)も休養のため今大会の欠場を表明している。(c)AFP