映画『ロッキー』のJ・アヴィルドセン監督死去、81歳
このニュースをシェア
【6月17日 AFP】映画「ロッキー(Rocky)」シリーズや「ベスト・キッド(The Karate Kid)」シリーズなどを手掛けた映画監督のジョン・アヴィルドセン(John Avildsen)氏が、膵臓(すいぞう)がんのため米ロサンゼルス(Los Angeles)で死去した。81歳。
米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は長男の話しとして、アヴィルドセン監督がロサンゼルス(Los Angeles)のシダーズ・サイナイ医療センター(Cedars-Sinai Medical Center)で死去したと報じている。
社会的弱者のサクセストーリーを多く手掛けたアヴィルドセン監督は、落ちぶれたボクサーが栄光のために這い上がろうとする姿を描いた1976年の『ロッキー』で、アカデミー賞(Academy Awards)監督賞を受賞。低予算ながら予想外の大ヒットを飛ばした同作は、主演のシルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)さんを一躍ハリウッド(Hollywood)スターに押し上げた。その後はシリーズ化され、アヴィルドセンさんは『ロッキー5/最後のドラマ(ROCKY V)』でもメガホンを握った。
スタローンさんはインスタグラム(Instagram)で自身をスターダムに押し上げてくれたアヴィルドセン監督への弔意を表し、「R. I. P.(どうぞ安らかに)。近いうちにきっと天国でも大ヒット作を監督されるのでしょうね。ありがとう。スライ(スタローンさんの愛称)より 」と投稿している。(c)AFP