【6月16日 AFPBB News】 新宿や渋谷など東京を象徴する街並みの巨大模型に光や映像を投影し、都市の魅力をアートとして表現した体験型展覧会「トーキョーアートシティバイネイキッド(TOKYO ART CITY by NAKED)」が16日、東京都文京区の東京ドームシティ(TOKYO DOME CITY)で開幕した。15日に行われた内覧会では、SF映画のセットに迷い込んだような空間に、多くの来場者が目を輝かせていた。

 手掛けたのは、空間演出、映像、デザインなど幅広い分野で活躍するクリエーティブ会社「ネイキッド(NAKED)」。人と車が絶え間なく往来する渋谷スクランブル交差点、ネオンきらめく歌舞伎町、都庁舎に東京タワーなど、東京のシンボルとして知られる8か所の名所が、約250個の模型と約100台のプロジェクターで表現されている。

 高架下のコンクリート壁をイメージしたパネルに自分の指で絵や文字が描ける「デジタル落書き」など、懐かしさと新しさが入り交じり、大人から子どもまで楽しめる仕掛けが多い。9月3日まで。 (c)AFPBB News