疲労のドゥテルテ比大統領、「元気回復」のため公務取り止め
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【6月15日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領(72)の報道官は15日、同大統領が疲労困憊(こんぱい)で「元気を回復させる」必要があるため、今週の公務を取りやめたと発表した。フィリピンでは南部のミンダナオ(Mindanao)島でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」系武装勢力と国軍との間で戦闘が続いている。
ドゥテルテ氏は11日から公の場に姿を現しておらず、12日に首都マニラ(Manila)で行われた独立記念日の式典にも出席しなかったため、健康状態を不安視する声が高まっていた。
エルネスト・アベリャ(Ernesto Abella)大統領報道官は報道陣に対し、ドゥテルテ氏の体調に問題はないと説明した上、「大統領は元気を回復させるため、しばらく休息を取っている」と語った。公務に戻る時期は未定だとしたが、アベリャ報道官は「病気という点では心配することは何もない」と語り、「大統領は健康である」と念を押した。(c)AFP