生きたセンザンコウなど押収、約2100万円相当 インドネシア
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【6月14日 AFP】インドネシア当局は13日夜、同国西部のスマトラ(Sumatra)島で大規模な密輸の摘発を行い、絶滅危惧種であるセンザンコウ数百匹とそのうろこ、計25億ルピア(約2070万円)相当を押収した。当局者が14日、明らかにした。
軍の捜査機関がメダン(Medan)近郊にある港近くの倉庫を強制捜査し、男2人の身柄を拘束。また、地元の海軍報道官がAFPに語ったところによると、マレーシアに密輸される予定だった生きたセンザンコウ223匹、既に死んで冷凍処理された24匹、センザンコウのうろこを詰めた大型の袋9つを発見したという。
センザンコウの肉は珍重されており、他の部位も中国をはじめとするアジアの一部地域、アフリカで伝統薬の原料として使われている。(c)AFP